数字という英語以上の 世界共通言語
西大和学園カリフォルニア校では世界標準、グローバルな子どもの育成に力を入れ、すべての教科の隅々にまで学校のグローバル化精神が取り入れられている。その中でも「問題解決能力」が近年の日本教育で急低下しているが、谷口教諭の数学の授業では、解決の切り口をグループワークを通じて実践している。ユニークな授業で、生徒はいつの間にか「情報整理力」「思考力」「主張力」「傾聴力」「受容力」を身につけている。ある日の授業は「確率」。その舞台裏、実際の授業とは。 動画にて実際の授業の一部がご覧になれます
西大和学園 カリフォルニア校 2458 Lomita Blvd, Lomita, CA 90717
たにぐち・ひろよし /  西大和学園中学校・高等学校にて10年間勤務、中学部・高等部の進路指導を長きにわたり担当。 2015年4月より西大和学園カリフォルニア校中学部担任、数学教諭として勤務。
公開授業 8:35-10:15 / 学校説明会 9:00-10:00
11月 1日 (日)   
オープンハウス
グローバル教育 × 数学
 本授業では、その重要事項にあえて触れないまま計算させ、正解と不正解を混在させています。そこから誤りを見つけさせ、さらになぜそれが誤っているのかを生徒自身に考えさせます。授業者が誤りを提示し、なぜそれが誤りなのかを考えさせるのではなく、誤り自体を発見させることも授業展開に組み込み、生徒に安心感を与えないことでさらにアクティブな学びへと導いていきます。課題を発見しそれをどのように定義・一般化し解決へ導くかというプロセスこそグローバル社会に要求されていることにつながると確信しています。  数字という英語以上の世界共通言語を正しく扱うことができるようになる。公式や定理の仕組みや理由を正しく理解しようとする態度を養うことも数学教育の大きな使命ではないでしょうか。
プロフィール
Q)グローバル教育の西大和で、確率の授業をどう展開していったのでしょうか? 中2で学ぶ確率は、硬貨を何度も投じ、その裏表の回数を数えて統計から得られる確率を導入の素材としています。6面ある1つのさいころを1回投じたとき、1の目が出る確率は1/6と考えられがちですが、そこには大きな落とし穴があります。「どの目が出ることも同様に確からしいとき」という前提がなければ先の1/6という確率は正しいとはいえません。この確率を代数的アプローチで求める上で最も基本的かつ重要な事項が非常に伝わりにくいものです。